2008年11月16日日曜日

スイス・シャンパンをどうぞ

年末が近づいて参りました。忘年会、クリスマスパーティ、大晦日お酒を飲む機会も増えて来ます。ワイン、特にシャンパンはこの季節に飲まれる事も多いと思います。日本ではお歳暮で使われる事も考えられます。

そこで、スイス・シャンパンのご案内です。

シャンパン、Champagneという地名はスイスにも、フランスにも何ヶ所かあります。しかし、発泡酒にChampagneと名乗れるのは、フランス北部のシャンパーニュ地方に限られていて、製法がChampagneと同じだとしても、他のChampangeではChampagneを名乗る事が出来なくなっています。

スイスのChampagneもご存知の方が多いと思いますが、裁判に破れ、Champange産のワインなのにChampagneを名乗れません。

通常、シャンパーニュ地方以外のChampagne製法の発泡酒は、Method Traditionalか、それと同じ各国語訳の名称が付記されています。

スイスにもこの様な、シャンパン製法による発泡酒を作っているメーカーがあります。特に有名なのが、マウラー社です。発泡酒メーカーとして200年近くの歴史を持つマウラー社は、ヌーシャテル湖に面したブドウ畑を持ち、シャンパン作りに理想的な環境を持つヴァル・ド・トラヴェールでシャンパンを仕上げます。

あの、アブサンの故郷、トラヴェール谷はシャンパンにも適していたのです!

そのシャンパンは、上質なものが兼ね備える、細かい、そして息の長いあわ立ちを持ち、まさにスイス・シャンパン中のシャンパンといえます。

どうぞこの機会に、一度お試しくださいませ。

http://wine.umai.ch/