スイスに来るとびっくりするのが、いつも兵隊さんがうろうろしていること。民兵制度といって、国防は国民が担い、その反面職業軍人を置かない(空軍や教官は別)、ということで兵役につくスイス人が、臆面もなく軍服姿でうろうろしている。特に週末が多い。というのは、兵役中でも土日はお休みなので、みんな帰宅する。帰りがけに寄り道してビールなんか飲んでる輩も多い、軍服姿でだ。
因みに、兵役中は国から給料の80%が支給されるのだそうだ。スイスの国防費の割合が高いのも頷ける。兵役の兵隊さんに一月50万前後払っているんだから。(自衛隊の人、うらやましいだろう。笑、いや俺もうらやましい。)
リヒテンシュタインのワインは、リヒテンシュタイン候所有のワイナリー(国有ではない)と、その他民間のワイナリーとがある。双方合わせても輸出に回せる規模にはならない。
リヒテンシュタイン候は、首都ファドゥーツとオーストリーの首都ウィーンの北にワイナリーを所有している。この侯爵はハプスブルグ家の重臣だったので、オーストリーからハンガリーにかけて、結構土地家屋を所有したいるのだ。ビジネスの方もお上手で、ヨーロッパで一番金持ちの君主らしい。
ワインのほうだが、写真はファドゥーツ産のピノ・ノワール。フルーティで気軽に飲めるタイプに仕上げている。侯爵のワイナリーにはバリックものもあるのだが、オーストリー産のぶどうを用いている。こちらはなかなか力があっていける。値段も2000円程とお値ごろ。
スイスわいんショップでは、リヒテンシュタインワインは扱っていない。ベルンからワインを仕入れに行くには、ちょっとと・お・い・・・。
1 件のコメント:
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
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