2010年4月28日水曜日

ちょっと前だけど、紅葉する木々

モンブランに行くためにマルティニィからシャモニーに向う。途中でみた紅葉。
秋は日が短くなって、郷愁を誘うけれど、春はうきうきしてくる。新緑と花々。どれも色とりどりで秋に負けない程美しい。私はどちらかというと、郷愁の秋の方が好きだけど。あと、収穫祭で飲める。笑
4月も終盤、もう夜9時ころまで明るさが残る様になった。夕食後、夕日を見に散歩するのが楽しい。昨日は近くの丘の上で、絵を描いている人を見かけた。

2010年4月3日土曜日

各州のワイナリー、ジュネーブ州3

Domaine des Balisiers ドメーヌ・デ・バリジール
12 route de Peney-Dessus, 1242 Satigny
Tel. 022-753-1958

マンデュモン地区のペニー村にあるワイナリーで、ペニーに25ヘクタールの畑を持っている。1ヘクタール当たりに植える株数を制限することで、質の高いワインを目指している。質の高いワインを目指したら、自然とその製法がビオワインになってしまったということで、ビオワインのワイナリーでもある。しかもヨーロッパでも最良のビオワイナリーのひとつと評価を受けている。ところが、ビオ自体が目的ではないため、ワインのラベルには小さくビオのマークを入れているだけ。こだわりのメーカーだ。

ブドウ畑の改革のみならず、醸造法も常に改良を加えている。その為、試験的発酵槽をいくつか用意している程。特にユニークなのが卵形をした貯蔵槽。その名もエッグと言われている。この貯蔵槽は自然の対流を生み、ワインに理想的な熟成をもたらすのだそうだ。このエッグによる熟成をさせているワインを楽しめるのはここだけ。

栽培ぶどう品種への挑戦も積極的で、白ではアリゴテ、ソーヴィニョンなどが、強く複雑なブーケを持ち評価が高い。赤では15ヶ月の樽熟成をさせたカベルネ・ソーヴィニョンが特に知られている。これはスイスで最も有名なカベルネ・ソーヴィニョンと言われており、またバリジールはスイスで最初にカベルネ・ソーヴィニョンを植えたワイナリーでも知られている。